マツダ、北米の販売減や開発費増加で営業益23.9%減 第1四半期決算

自動車 ビジネス 企業動向
マツダCX-5
マツダCX-5 全 2 枚 拡大写真

マツダは8月2日、2017年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は8020億円(前年同期比+3.3%)、営業利益は399億円(-23.9%)、経常利益は524億円(+16.7%)、四半期純利益は366億円(+72.4%)だった。

第1四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、販売が本格化した新型『CX-5』のほか、中国市場における『CX-4』などのクロスオーバー系車種が販売を牽引したことにより、同0.6%増の37万7000台となった。

市場別内訳は、国内が4万1000台(+5.5%)、北米が10万6000台(-6.0%)、欧州が6万4000台(-3.0%)、中国は7万1000台(+20.3%)、その他地域は9万4000台(-3.2%)だった。

売上高は車種構成の改善や為替影響等により3.3%の増収。営業利益は米国・その他地域での出荷台数減影響や研究開発費用の増加等により23.9%の減収となった。純利益は前年同期に為替差損135億円、事業構造改善費用47億円などを計上していた反動で72.4%増の大幅増となった。

通期連結業績見通しは、売上高3兆3500億円(+4.2%)、営業利益1500億円(+19.3%)、経常利益1630億円(+16.8%)、純利益は1000億円(+6.6%)とした前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る