4つのメロディが1つの曲に…京阪快速特急の発車メロディが専用のものに

鉄道 企業動向
当初は土休日に運行されていた京阪電鉄の快速特急『洛楽』。今年2月からは毎日運行になったことから、発車メロディを専用のものにして、わかりやすくする。
当初は土休日に運行されていた京阪電鉄の快速特急『洛楽』。今年2月からは毎日運行になったことから、発車メロディを専用のものにして、わかりやすくする。 全 1 枚 拡大写真

京阪電気鉄道(京阪電鉄)は8月3日、快速特急『洛楽』の発車メロディをリニューアルした。

『洛楽』は、京橋駅~七条駅間ノンストップの臨時快速特急として、2012年3月から土休日に限り運行を開始したが、発車メロディはこれまで、特別メロディを使う京橋駅と出町柳駅の京都方面行きを除いて、特急と同じものを使用していた。

しかし、今年2月からは、毎日運行の定期列車になったことから、よりわかりやすく利用できるよう、専用の発車メロディを制作することになった。

制作は従来の発車メロディと同じく、フュージョンバンド「カシオペア」の元キーボーディストで、音楽家の向谷実氏が担当した。

京阪の発車メロディは、特急と特急以外の列車別、京都方面行きと大阪方面行き別の4パターンがあり、パターンごとにメロディをつなげると1つの曲になるという趣向になっている。

『洛楽』用の発車メロディもそれが引き継がれており、出町柳行きでは「KIRAYAKA」という曲が、淀屋橋行きでは「HANAYAMA」という曲が4つのメロディに分割され、停車駅順につなげると1つの曲になる。

新メロディは、すでに淀屋橋・天満橋・京橋の各駅に導入されており、8月5日からは三条駅と出町柳駅にも導入される予定。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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