シェフラーの実質利益は9.2%減、自動車部門の伸びが鈍化 2017年上半期決算

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シェフラーのクラウス・ローゼンフェルドCEO
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは日本時間の8月5日、2017年上半期(1~6月)の決算(速報値)を明らかにした。

同社の発表によると、売上高は、およそ70億ユーロ(約9125億円)。前年同期の67億ユーロに対して、3.8%のプラスとなった。

また、2017年上半期の特別会計項目を除いたEBIT(利払い・税引き前利益)は、7億8000万ユーロ(約1015億円)。前年同期の8億5900万ユーロに対して、9.2%の減益となっている。

減益となった要因は、自動車部門の伸びが弱かったことが要因。自動車部門は2017年上半期、為替変動の影響を除いて4.3%の増収。しかし、第2四半期(4~6月)に収益が9000万ユーロ減った。

その原因としては、自動車アフターマーケット部門における一時的なサプライチェーン不足、開発コストの上昇や電動モビリティ分野の追加プロジェクトによるコスト増、自動車部門のOEMビジネスにおけるコストダウン要求分を吸収しきれなかったこと、新製品投入に伴うコスト増の影響がある。

《森脇稔》

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