廃線跡のレール上をひたすら走る…小樽で「国際レール走り大会」 8月20日

鉄道 行政
「国際レール走り大会」が行なわれる旧手宮線跡地。
「国際レール走り大会」が行なわれる旧手宮線跡地。 全 1 枚 拡大写真

北海道の街あそび団体「YoungShip」は8月20日、小樽市の旧手宮線跡地で「国際レール走り大会」を開催する。

旧手宮線跡地は、1985年まで小樽市内の南小樽駅と手宮駅を結んでいた国鉄手宮線の跡地を遊歩道やオープンスペースに改装した施設で、現在はレールを残したまま、小樽市の中央通りから小樽市総合博物館手前にかけてのおよそ1160mが整備されている。

「国際レール走り大会」は、そんな旧手宮線のレール上をひたすら走るイベントで、2013年から開催されている。

2人同時に左右のレール上を往復25m走ってタイムを競う「個人戦デュアル」、3人1組でリレーを行なう「チーム戦デュアル」、2人同時に左右のレール30mを1回ずつ走ってタイムを競う「30mスプリント」といった種目が用意されている。

今年は、5月14日に予定されていた開幕戦が悪天候で中止となっていたため、今回は開幕戦と第2回を兼ねて行なう。参加するごとに付与される、参加ポイント、完走ポイント、着順ポイントの合計で年間順位が決まる。

当日は小樽市立小樽美術館裏で10時30分から受付を開始し、11時から競技開始となる。参加費用は500円。20人を募集し、申込みは先着順に8月15日まで「YoungShip」のウェブサイトで受け付けている。

このイベントを主催する「YoungShip」は、2012年に発足した団体で、大学生4人、社会人2人が「同年代の友達がほしいから交流会をやりたい」の一心で結成。「とにかく楽しむ!」「人との出会いを大切に!」をコンセプトに、主催者、参加者ともに楽しめる企画を行なっている。

次回の第3回大会は、11月12日に予定されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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