世界最高のクラシックレースカーは「1954年式マセラティ」…ザ・ペニンシュラが選出

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1954年式マセラティ A6GCS/53ベルリネッタ
1954年式マセラティ A6GCS/53ベルリネッタ 全 3 枚 拡大写真

ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワードは8月16日、米国で開幕した「モントレーカーウィーク」において、1954年式マセラティ『A6GCS/53ベルリネッタ』を2017年の世界最高のクラシックレースカーに選出した、と発表した。

ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワードは、国際的にトップクラスのイベントから世界最高のクラシックレースカー8台が集まり、世界で最も傑出した自動車としての称号を巡って競う賞。

1954年式マセラティA6GCS/53ベルリネッタは、ピニンファリーナがデザイン。このベルリネッタ(Berlinetta)ボディのスポーツカーは、わずか4台しか生産されなかった。中でも、今回の賞に輝いた1台は、オリジナルのシャーシとボディを維持している唯一のモデル。最も状態良く保存されていると評価された。

ローマのディーラーが発注したこのスポーツカーは、マセラティ兄弟が開発して大成功を収めた2リットルエンジンのレーシングカーがベース。デザインは、1950年代の車両生産技術を代表するもの。1954年のパリモーターショーでデビューした後、イタリアのAlberto Magi Diligenti伯爵は、1955年のミッレミリアを含むいくつものレースにマセラティA6GCS/53ベルリネッタを参加させている。

《森脇稔》

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