房総サイクルトレイン『B.B.BASE』2018年1月デビュー…JR東日本、209系を改造

鉄道 企業動向
『B.B.BASE』で使われる車両のイメージ。2018年1月にデビューする。
『B.B.BASE』で使われる車両のイメージ。2018年1月にデビューする。 全 4 枚 拡大写真

JR東日本千葉支社は8月25日、自転車を搭載できる「新しい列車」の列車名や車両などの概要が決まったと発表した。旅行商品向けの列車として2018年1月から房総エリアで運行される。

千葉支社は今年4月、「新しい列車」を房総エリアで運行することを発表していた。今回の発表によると、コンセプトは「房総の各地を、バイシクル(自転車)で、駆け巡るためのベース(基地)」。これにあわせて列車名を『BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース)』、略称を『B.B.BASE』とした。

車両は209系電車を改造した『B.B.BASE』専用の6両編成を使用。外観は「基地」をイメージしたグレーをベースとし、ロゴなどで装飾する。車内は4号車がフリースペースで、それ以外の車両は座席と自転車搭載用のラックを設ける。編成全体の座席定員は99人。

千葉支社は自転車をそのまま持ち込める列車(サイクルトレイン)をこれまで運行してきたが、サイクルトレインの専用車両を導入するのは初めてだ。同支社は「この列車の活用を通じて新しいヒトの流れの創出と更なる地域の活性化に取り組んでまいります」としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る