【F1 ベルギーGP】ハミルトンが今季5勝目…ベッテルとの僅差接戦に逃げ切り勝ち

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ルイス・ハミルトン(F1 ベルギーGP)
ルイス・ハミルトン(F1 ベルギーGP) 全 7 枚 拡大写真
2017年F1第12戦ベルギーGPの決勝が27日、スパ・フランコルシャンにて行なわれ、サマーブレイク明けの一戦をルイス・ハミルトン(メルセデス)が制した。シリーズポイントリーダーのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2位。

ハミルトンは予選で通算68回目のポールポジションを獲得し、歴代最多のミハエル・シューマッハーに並んだ。決勝でもスタートで首位をキープし、レース途中のセーフティカー導入後のリスタートでもベッテルの攻撃からトップを守ると、その後も懸命に追いすがるベッテルを完封し続けて今季5勝目を達成した。

優勝したハミルトンのコメント
「今日のフェラーリは強かった。(自分とベッテルは)お互いにまったくエラーが許されない状況で戦っていたんだ。でも、こうしてベストな状態の相手と戦うのは楽しいね。これぞレースだ。そして(自分の)チームに感謝したい。皆の働きがなければ、今日の勝利は得られなかったのだから」

ピットストップ時期以外は首位を譲らぬ僅差逃げ切り勝ちで、ハミルトンは自身通算200戦目とされるレースで通算58勝目をあげた。勝率2割9分は歴代最多91勝のシューマッハーとほぼ同等の数字となっている(58勝は歴代2位の記録)。

ドライバーズポイントではベッテルが首位を保って通算220点、ハミルトンが同213点で7点差となった。これはちょうど優勝(25点)と2位(18点)の点差であり、次戦イタリアGP(9月3日決勝)以降へ向け、王座争いはますます接戦の度が増してきている。

マクラーレン・ホンダ勢ではフェルナンド・アロンソが素晴らしいスタートダッシュを見せて、10番グリッド発進からスタート直後の一時は7番手、3強チームの後ろのポジションを走るが、その後はどんどんと順位を落とす展開に陥り、レース中盤にリタイアしている。僚友のストフェル・バンドーンは決勝14位だった。

F1ベルギーGP 決勝上位リザルト
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
3.ダニエル・リカルド(レッドブル)
4.キミ・ライコネン(フェラーリ)
5.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
6.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
7.ロマン・グロージャン(ハース)
8.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)
9.エステバン・オコン(フォース・インディア)
10.カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)

《遠藤俊幸》

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