トヨタ、東南アジアの配車アプリ大手グラブ社と協業開始

自動車 ビジネス 海外マーケット
グラブ社の配車アプリ
グラブ社の配車アプリ 全 1 枚 拡大写真

トヨタ自動車は8月30日、トヨタファイナンシャルサービス(TFS)、あいおいニッセイ同和損害保険(AD)とともに、東南アジアの配車アプリサービス大手のグラブ社と、同地域の配車サービス領域で協業を開始したと発表した。

グラブ社は東南アジアの幅広い地域で、個人間のライドシェアおよびタクシー配車サービス、ドライバー向けレンタカーサービスといったオンデマンド輸送サービスを展開。7か国87都市で、アプリのダウンロード数は5500万回超、登録ドライバー数は120万人超と急成長している。同社にはソフトバンクが300億円を出資、ホンダが二輪車シェアリング領域の協業検討をするなど、国内大手企業からも注目を集めている。

今回の協業において、トヨタはレンタカー車両のテレマティクス保険や、グラブドライバー向け金融サービス、データ連動したトヨタディーラーの保守メンテナンスなど、各種コネクティッドサービスの提供を視野に、グラブ社が保有するレンタカー車両100台に、通信型ドライブレコーダー「TransLog」を搭載し、車両データを収集・分析する。トヨタは、「TransLog」を車両に搭載し、収集した車両情報を活用したサービスを法人ユーザーなどに提供する取り組みを進めているが、今回の協業が東南アジアでは初となる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る