高速道の工事現場にトラック突っ込む、真下の国道でも被害

自動車 社会 社会

8月30日午後1時45分ごろ、岐阜県多治見市内の中央自動車道上り線で、車線規制を行って実施していた道路工事現場に大型トラックが突っ込み、作業員5人をはねる事故が起きた。トラックの積載物は真下の国道に落下し、こちらでも被害が出ている。

岐阜県警・高速隊、多治見署によると、現場は多治見市光ヶ丘付近で片側2車線の直線区間。事故当時は中央道上り線の第1車線(走行車線)の通行を規制して道路補修工事を実施していたが、走行していた大型トラックが斜行して工事現場へ進入。停車していた工事関係車両に衝突するとともに、付近にいた作業員5人を次々にはねた。

この事故でトラックの直撃を受けたとみられる40歳の男性が頭部強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。他の4人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

また、トラックが積載していたプラスチック材料の入った袋や、工事現場から弾き飛ばした仮設トイレなどが真下を通る国道248号(片側2車線の直線区間)へ落下。通行していた乗用車4台が巻き込まれ、こちらでも3人が重軽傷を負っている。

突っ込んできたトラックを運転していた大阪府高槻市内に在住する47歳の男性も重傷を負っており、警察では回復を待って自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  2. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  3. 初公開「赤のS」と「白のGT」で『GSX-R』40周年を祝福! スズキ工場にファン集結、MotoGPマシン「最後の咆哮」も
  4. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  5. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る