橋梁やトンネルの点検結果、緊急措置が必要な92橋が廃止・廃止予定---23%

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国土交通省は、橋梁などの2016年度の点検結果を発表した。

2014年7月から道路管理者は、全ての橋梁、トンネルについて5年に1回、近接目視による点検を実施している。2016年度の点検の実施状況や結果、措置状況を「道路メンテナンス年報」としてとりまとめた。

それによると2014~2016年度の点検実施状況は、橋梁が54%、トンネルが47%、道路附属物等が57%と着実に進捗している。

今回、判定区分が「緊急措置段階」にある施設の措置状況を初めて公表した。緊急に措置を講ずべき状態にある橋梁396橋のうち、23%にあたる92橋が撤去・廃止(予定含む)だった。2014年度、2015年度に点検を実施した橋梁の修繕着手率は「事後保全型」で約1~2割。判定区分が「予防保全段階」となった施設の修繕は進んでいない。

市町村の人材不足・技術力不足を補うため、市町村の点検・診断事務を都道府県が地域で一括発注したのは2015年度が453団体、2016年度が605団体と、制度の活用が増加している。

健全性の判定区分
I:健全(構造物の機能に支障が生じていない状態)
II:予防保全段階(構造物の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から措置を講ずることが望ましい状態)
III:早期措置段階(構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態)
IV:緊急措置段階(構造物の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、緊急に措置を講ずべき状態)

《レスポンス編集部》

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