首都直下地震、そのとき閣僚は徒歩で官邸へ---「防災の日」に震度7想定で訓練

自動車 社会 行政
防災の日、首都直下地震震度7想定で、徒歩で官邸に集まる閣僚
防災の日、首都直下地震震度7想定で、徒歩で官邸に集まる閣僚 全 4 枚 拡大写真

防災の日の9月1日、首都直下地震を想定した総合防災訓練が実施された。想定震度は東京震度7、神奈川、千葉、埼玉震度6強。マグニチュード7.3。震源地は東京23区、発生時間7時10分。

地震発生直後に首相官邸4階大会議室に設置された緊急災害対策本部には、閣僚や関係省庁の幹部が集まって、対策を検討することになる。訓練では大規模地震が道路インフラに深刻な影響を与えたことを前提に、いつもは黒塗りのハイヤーで官邸に滑り込む閣僚も徒歩で官邸に集まることが求められた。関係省庁の幹部も徒歩でやってくる。

7時55分に小野寺五典防衛相が最初に到着。その5分後に小此木八郎国家公安委員長、8時10分に菅義偉官房長官が官邸入りした。石井啓一国交相は8時16分、閣僚の最後は斉藤健農水相と麻生太郎副総理兼財務相だった。

これも徒歩参集訓練と名付けられ、首都直下地震を想定した今年に限らず、毎年恒例となっている。昨年は和歌山県南方沖を震源とする南海トラフ地震だったが、この時も閣僚は徒歩で集まった。

緊急対策本部の本部長は安倍晋三首相。全閣僚の下で緊急災害対策本部会議を開催した。安倍首相は会議終了後、神奈川県小田原市で実施される九都市合同防災訓練を視察する。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  2. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る