曙ブレーキ工業は、トヨタ自動車が発売した新型『カムリ』にリヤブレーキパッドが採用されたと発表した。
曙ブレーキグループは1929年の創業の、グローバルなブレーキ専業メーカー。ブレーキ製品の中でもディスクブレーキパッドのシェアは、日本で約46%を占めている。また、自動二輪から、フォークリフトやクレーンなどの産業機械、鉄道車両にまで事業領域を拡大、新幹線にもブレーキシステムを供給し、約半数のシェアを獲得している。さらに2007年より、F1のマクラーレンチームにブレーキシステムを供給している。
今回、同社のリヤブレーキパッドが新型「カムリ」に採用された。トヨタ車ではこのほか、『プリウスPHV』や『C-HR』などにも採用されている。