【フランクフルトモーターショー2017】アヴェンタドール ロードスター、740hpの「S」に…コネクト重視

自動車 ニューモデル モーターショー
ランボルギーニ アヴェンタドール S ロードスター
ランボルギーニ アヴェンタドール S ロードスター 全 7 枚 拡大写真

ランボルギーニは9月6日、『アヴェンタドール S ロードスター』の概要を明らかにした。実車は9月12日、ドイツで開幕するフランクフルトモーターショー2017で初公開される。

同車は、『アヴェンタドール ロードスター』の大幅改良モデル。フロントを中心に、外観を大幅変更。新デザインでは、フロントのダウンフォースを130%以上引き上げた。また、新しいサイドエアインテークは乱流を減少させるとともに、冷却効果を高めている。

アヴェンタドール S ロードスターには、4ホイールステアリングを採用。速度とドライビングモードに応じて、2個の電気機械式アクチュエーターが、ステアリングリアアクスルを制御する。このシステムにより、低速では、リアアクスルがフロントアクスルに対して反対の方向に向きを変え、ホイールベースがバーチャルに減少。敏捷性が向上し、優れたコーナリングパフォーマンスを実現する。高速では、2本の軸が平行して回転。これにより、ホイールベースがバーチャルに伸び、安定性を大幅に向上させる。

6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンはパワーアップ。最大出力は700hpから740hpへ、40hp強化。最大トルクも70.4kgmから75.4kgmへ、5kgm引き上げられた。トランスミッションは7速「ISR」。0~100km/h加速3.0秒、最高速350km/h以上という世界屈指の性能を発揮する。

また、アヴェンタドール S ロードスターでは、車載コネクティビティも重視。TFT(薄膜トランジスタ)を使用したデジタルダッシュボードは、ドライバーの好みに応じたカスタマイズが可能。アップルの「CarPlay」も標準装備している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る