ボルボ・カー・ジャパンは9月7日、『XC90』のシートベルトテンショナーに不具合があるとして国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2016年11月11日から12月17日に輸入された292台。
3列目右側のシートベルトプリテンショナーの製造が不適切なため、ガス発生装置が正しく組み付けられていないものがある。そのため、衝突時にプリテンショナーが作動した際、ガス発生装置の容器が内張りを破って車室内に飛び出すおそれがある。
改善措置として、全車両、3列目右側シートベルトを良品に交換する。
国内において不具合および事故は起きていない。本国メーカーからの情報により届け出た。