ジャガー Eタイプゼロ 発表…1968年の Eタイプ が300hpのEVに

エコカー EV
ジャガー Eタイプ・ゼロ
ジャガー Eタイプ・ゼロ 全 6 枚 拡大写真

ジャガーカーズは9月7日、英国ロンドンで開幕した「Tech Fest 2017」において、ジャガー『Eタイプ・ゼロ』を初公開した。

同車は、ジャガーの名車として知られる『Eタイプ』に、最新のEVパワートレインを搭載したワンオフモデル。「世界で最も美しいEV」を目標に開発された。

ベース車両は、1968年式の「シリーズ1.5」と呼ばれるEタイプのロードスター。EVパワートレインは、ジャガーのEVコンセプトカー、『I-PACE』のシステムをベースに開発された。

モーターは最大出力300hpを発生。二次電池は蓄電容量40kWhのリチウムイオンバッテリーで、オリジナルのEタイプの直列6気筒エンジンと、大きさと重量が同じものを設計した。モーターはバッテリーのすぐ後方の元ギアボックスの場所にレイアウト。同社によると、いつでもオリジナルのEタイプに戻せるようにしておくためだという。

また、1回の充電での航続は270km。車両重量は、オリジナルのEタイプよりも、46kg軽量化した。前後重量配分は、オリジナルを維持。0~100km/h加速は5.5秒と、Eタイプよりも約1秒速い。外観はLEDヘッドライトが採用された程度で、オリジナル状態を保っている。

《森脇稔》

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