【フランクフルトモーターショー2017】フェラーリ ポルトフィーノ は80kg軽量化…カリフォルニアT 後継オープン

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フェラーリ・ポルトフィーノ
フェラーリ・ポルトフィーノ 全 16 枚 拡大写真

フェラーリは9月12日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー2017において、『ポルトフィーノ』をワールドプレミアした。

画像:フェラーリ ポルトフィーノ

ポルトフィーノは、『カリフォルニアT』の後継モデルとして開発。フェラーリ初の電動リトラクタブルハードトップ装備のオープンカー、カリフォルニアTの特徴を受け継ぎながら、電動リトラクタブルハードトップは完全新設計。低速走行中でも、わずか14 秒で開閉可能になった。また、カリフォルニアTで21点の部品構成だったAピラーは、ポルトフィーノでは2点のコンポーネントで仕上げるなどして、車両全体では、カリフォルニアT比で80kgもの軽量化を果たす。

排気量3855ccの直噴V型8気筒ガソリンターボエンジンは、カリフォルニアT用をベースに、新型ピストンとコンロッドの採用をはじめ、インテークシステムの設計やエンジン制御ソフトウェアの見直しなどを実施。これにより、最大出力600ps/7500rpm、最大トルク77.5kgm/3000~5250rpmを引き出す。動力性能は、0~100km/h加速3.5秒、最高速320km/h以上。

ポルトフィーノには、フェラーリの最新の車載コネクティビティを採用。レブカウンターの周囲を円形に取り囲む場所に、インストルメントパネルとデュアルTFT ディスプレイを装備。これを多機能ステアリングホイールと同軸上に配置した。

また、助手席の乗員には、専用のタッチスクリーンディスプレイを用意。メインスクリーンにリンクしたこのサブスクリーンには、車両の速度、エンジン回転数、選択されたギアなど、ドライビングに関するすべての情報が表示される。インフォテインメントシステムは、ドライバーからも助手席乗員からもアクセスしやすいダッシュボード中央の10.25インチタッチスクリーンによって、コントロールする。

《森脇稔》

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