ルネサスと米コージェント社、自動駐車システム向け3Dサラウンドビューの開発で協業

自動車 テクノロジー ITS
ルネサスとコージェントが自動駐車システムの普及に貢献
ルネサスとコージェントが自動駐車システムの普及に貢献 全 1 枚 拡大写真

ルネサス エレクトロニクスと車載用ソフトウェアの米コージェント社は9月14日、次世代の自動駐車システムに向けた3Dサラウンドビューソリューションの開発で協業することを発表した。

新ソリューションは、ルネサスの車載情報・ADAS用SoC「R-Car V3M」と、R-Car V3M向けに最適化したコージェント社の3Dサラウンドビューソフトウェアで構成される。

R-Car V3Mは低消費電力を実現する専用のひずみ補正ユニットであるIMRを内蔵し、GPUを用いずに低消費電力ながら、リアルタイムな360度サラウンドビュー機能を実現する。また画像の絵づくりや認識処理向けにセンサ信号の変換処理を行うISP(画像センサ信号処理エンジン)を搭載し、ISPを搭載しない廉価なカメラでシステムを構成することで部品コストを削減。さらに専用の画像認識エンジンを搭載し、駐車枠や歩行者、障害物検知などを認識でき、3Dサラウンドビューシステムだけでなく自動駐車システムへの発展も可能となっている。

新ソリューションは、SoCはルネサスから、またソフトウェアはコージェントから、今年12月より提供する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 無線LAN内蔵&業界最大4.0インチ、ブリッツのレーザー&レーダー探知機「TL406RW」が発売
  2. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  3. 日産『GT-R』生産終了、記念イベントを11月22-24日開催…歴代Rが一堂に
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. ポルシェ『911 GT3ツーリング』、コロンビアの熱帯雨林をテーマにした「オセロット」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る