三菱 パジェロスポーツ、ロシア現地生産を11月より再開

自動車 ビジネス 海外マーケット
三菱パジェロスポーツ
三菱パジェロスポーツ 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車は9月19日、『パジェロスポーツ』のロシア現地生産を11月よりカルーガ工場で再開する予定であることを発表した。再開に伴い同工場では約440名の雇用を創出し、2018年1月からは2直の生産体制となる。

三菱自動車は2013年7月、PSAプジョー・シトロエンとのロシア合弁車両組立工場であるPCMA Rusにて、パジェロスポーツの生産を開始。しかし、ロシアの経済危機による自動車市場の低迷もあり現地生産を停止。過去2年間、パジェロスポーツはタイから輸入販売していた。

ロシアの自動車市場は、2017年4月から7月の4か月間で前年同期比14%増加するなど急速に回復し、同期間における三菱自動車の販売も19%増を記録するなど、好調を維持。今回、ラインアップ拡充を目的に、パジェロスポーツの現地生産再開を決定した。

カルーガ工場は、2009年に設立され、建屋面積は12万5000平米で年間の生産能力は12万5000台。三菱自動車のミッドサイズSUV『アウトランダー』のほか、PSAグループ向けの複数の車種を生産している。

三菱自動車の益子修CEOは、「多機能性とカーライフの充実を可能にするパジェロスポーツは、ロシアの様々なユーザーニーズに応えるクルマだ。アウトランダーの成果も活かし、今後もロシアの顧客に提供する車種ラインアップの拡充に取り組んでいく。主力車種の現地生産は、将来の販売拡大とロシアの経済回復に貢献するために不可欠である」と述べた。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る