釧路発着で簡易軌道の見学会…浜中・別海方面を巡る 10月29日

鉄道 エンタメ・イベント
簡易軌道バス見学会《浜中・別海編》では、浜中町営軌道(上)と別海村(町)営軌道(下)の跡を巡る。
簡易軌道バス見学会《浜中・別海編》では、浜中町営軌道(上)と別海村(町)営軌道(下)の跡を巡る。 全 1 枚 拡大写真

釧路市立博物館(北海道釧路市)は10月29日、「簡易軌道バス見学会《浜中・別海(べっかい)編》」を開催する。開催時間は9時から18時まで。

簡易軌道とは、旧北海道庁が北海道の開拓と農業の振興を目的に、戦前に「殖民軌道」として建設した軌道で、戦後はその運営が各自治体に委託されていた。

道路事情が悪かった戦後20年ほどまでの北海道では、一定の役割を果たしていたが、昭和40年代に入り道路整備が進むと相次いで廃止され、道東地域では、根室本線茶内駅(北海道浜中町)を起点とした茶内線などを運営し、1972年3月に廃止された浜中町営軌道が最後となった(北海道内の簡易軌道としても最後のもの)。

この見学会は、釧路市立博物館を出発し、現在も残る浜中町営軌道、別海村(町)営軌道の跡をバスと徒歩で巡るもの。ミニ講演会もあわせて開催される。

過去2回開催され、抽選になるほどの好評を得ており、今回のイベントはアンコールの要望を受けてのもの。

申込みは10月1~8日に、釧路市立博物館「簡易軌道」宛までハガキかファックスで受け付ける。小学生以上30人を募集し、参加費用は300円。応募多数の場合は抽選となる。

アンコール開催のため、2016年11月に開催された同一イベントの参加者は申し込むことができない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、航続713kmのEVとして登場…IAAモビリティ2025
  2. 「スズキがちょっと大きいSUV出してきた!」新型SUVの『ビクトリス』、日本のSNSでも「ちょうどいいサイズ」と話題に
  3. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  4. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  5. 「手組みのエンジン!?」65万円のマツダ NDロードスター用「リビルドエンジン」にSNSで期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る