ケルヒャージャパン、新社屋で経営戦略発表会…2020年に売上300億円を目指す

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ケルヒャーグループ会長 兼 ケルヒャージャパン代表取締役会長のハルトムート・イエナー氏
ケルヒャーグループ会長 兼 ケルヒャージャパン代表取締役会長のハルトムート・イエナー氏 全 11 枚 拡大写真

清掃機器メーカーのケルヒャージャパンは22日、横浜市内に竣工した新本社において、経営戦略発表会を開催した。

発表会では、ドイツ本社からケルヒャーグループ会長兼ケルヒャージャパン代表取締役会長のハルトムート・イエナー氏が来日し、挨拶した。

「ブランドとはお客様に対する約束である。ケルヒャーはお客様の期待に応える必要がある。ケルヒャーは2020年に向けて、お客様中心型の世界的大手クリーニングテクノロジー企業として、未来を変える、という戦略をもって成長し続ける」。

続いて、ケルヒャージャパン代表取締役社長の佐藤八郎氏が登壇し、日本国内の事業戦略と、注目の新製品であるモバイル洗浄機『OC 3』を紹介した。

「日本は住宅密集地のため騒音に気を遣う。そのニーズに応えて、世界初の水冷式静音タイプの高圧洗浄機を発売するなど、日本でも成長を続けてきた。2020年に向けた中期経営戦略のキーワードは、お客様中心主義。仙台市から横浜市に本社移転したのも、より多くのお客様に、直接接することのできる思いがある。そして、羽田や新横浜からのアクセスが良く、ドイツ本社との連携強化の意味合いもある」。

「そして、2020年の売り上げ目標は300億円。課題先進国の日本として、日本のニーズを反映した製品開発、“JAPAN PROJECT”をスタートする」。

「新製品のモバイル洗浄機OC 3は、小型軽量で、バッテリーで動作するコードレス機。簡単に持ち運びができる、日本の市場に合った製品。車のトランクにも簡単に入るので、アウトドア洗浄機として使っていただけるものだ」。

発表会では、新社屋の一階に併設された世界で600番目となるケルヒャーセンターがお披露目された。家庭用・業務用の各製品の展示および一部製品の体験が提供されるほか、様々な業種の清掃課題に合わせたトレーニングやセミナーを行う新施設、ケルヒャーアカデミーも開設される。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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