交通経費精算の自動化で交通4社が連携…Suica履歴データを活用

鉄道 企業動向
連携に事前同意したConcur Expenseユーザーの利用履歴データが自動的に反映される。
連携に事前同意したConcur Expenseユーザーの利用履歴データが自動的に反映される。 全 1 枚 拡大写真

出張・経費管理や請求書管理のクラウドサービスを提供しているコンカー(東京都千代田区)と交通4社は9月25日、近距離交通費の経費精算の自動化に向けた協業を始めると発表した。ICカードの利用履歴データを活用した実証実験を10月から始める。

実証実験を行うのは、コンカーとJR東日本、日本交通、国際自動車、大和自動車交通。JR東日本が展開している交通系ICカード「Suica」の利用履歴データを活用し、鉄道やタクシーなどの利用履歴データをコンカーの経費精算クラウド「Concur Expense」に直接連携させる。これにより近距離交通費の経費入力業務の完全自動化を目指す。

各社は「日本人は生涯で経費精算業務に平均52日を費やしており、利益を生まない間接費の代表とされる経費精算業務の削減が重要」とする。コンカーはSuica以外の交通系ICカードについても、実証実験に向けてICカード発行事業者と交渉中としている。

《草町義和》

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