交通経費精算の自動化で交通4社が連携…Suica履歴データを活用

鉄道 企業動向
連携に事前同意したConcur Expenseユーザーの利用履歴データが自動的に反映される。
連携に事前同意したConcur Expenseユーザーの利用履歴データが自動的に反映される。 全 1 枚 拡大写真

出張・経費管理や請求書管理のクラウドサービスを提供しているコンカー(東京都千代田区)と交通4社は9月25日、近距離交通費の経費精算の自動化に向けた協業を始めると発表した。ICカードの利用履歴データを活用した実証実験を10月から始める。

実証実験を行うのは、コンカーとJR東日本、日本交通、国際自動車、大和自動車交通。JR東日本が展開している交通系ICカード「Suica」の利用履歴データを活用し、鉄道やタクシーなどの利用履歴データをコンカーの経費精算クラウド「Concur Expense」に直接連携させる。これにより近距離交通費の経費入力業務の完全自動化を目指す。

各社は「日本人は生涯で経費精算業務に平均52日を費やしており、利益を生まない間接費の代表とされる経費精算業務の削減が重要」とする。コンカーはSuica以外の交通系ICカードについても、実証実験に向けてICカード発行事業者と交渉中としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
  5. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る