幻のガソリン機関車も展示…足尾歴史館が足尾銅山ゆかりの鉄道車両を公開 9月30日

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NPO法人足尾歴史館が主催する、保存車両の一般公開。足尾銅山ゆかりの鉄道車両が勢揃いする。
NPO法人足尾歴史館が主催する、保存車両の一般公開。足尾銅山ゆかりの鉄道車両が勢揃いする。 全 1 枚 拡大写真

足尾歴史館(栃木県日光市)は9月30日、わたらせ渓谷鐵道足尾駅(栃木県日光市)の保存車両公開と、足尾歴史館でのガソリンカー特別運行などを行なう。

足尾駅での保存車両公開は10時から15時まで行なわれ、元JR東日本のキハ30系気動車(キハ30 35、キハ35 70)や、小型ディーゼル機関車(協三工業製10t機関車、日立製作所製15tロッド式機関車)、アント工業製アント15型貨車移動機、タンク貨車(タキ29312・タキ35811)、車掌車(ヨ8928)を展示する。

このうち、キハ35 70は車内も公開され、一部の車両ではデモ走行が行なわれる。

また、足尾歴史館のガソリンカー特別運行は、10時から16時まで行なわれ、森製作所のガソリン機関車や米川鉄工所製のフリクションドライブ式ガソリン機関車といった、幻の小型機関車が初めて公開される。

同館は、江戸時代から続く足尾銅山の歴史を、豊富な展示物で紹介する施設で、ガソリンカーは施設内の足尾ガソリン軌道・歴史館線に保存されている。

かつて足尾銅山の軌道で運行されていた、軌間610mmの車両で、米フォード社のガソリンエンジンを搭載していた。2009年夏に復元され、翌年には客車も復元。通常は、毎月第1土・日曜に運行されている。

足尾歴史館は、わたらせ渓谷鐵道通洞駅(栃木県日光市)から徒歩10分程度。入館料は大人350円・子供250円。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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