【MX-5カップジャパン 最終戦】初代シリーズチャンピオンは山野哲也、世界一決定戦に出場決定

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初代シリーズチャンピオンに輝いた#7 山野哲也
初代シリーズチャンピオンに輝いた#7 山野哲也 全 15 枚 拡大写真

世界同一仕様車による本格的なワンメイクレース「グローバルMX-5カップジャパン」最終戦が9月24日、富士スピードウェイで開催された。

今回は世界を目指すグローバルクラスに11 台、日本独自に設定されたジェントルマンレーサーのためのエンブレムクラスに2台が出場した。公式予選では、ポイントリーダーの#5 今村大輔がトップに立つも、ランキング2位の#740 吉田綜一郎がタイムを更新、その瞬間にランキング4位ながら有効ポイント制の計算上でチャンピオンに最も近い#7 山野哲也が一番時計を叩き出す。ポールポジションは2分02秒687の山野でボーナスポイントも獲得。2位には今村、3位は#88 村上博幸。山野は仮に今村が優勝しても4位以上でシリーズチャンピオン確定という有利な状況で決勝を迎えることになった。

13時2分にローリングスタートで始まった45分間の決勝は、6番手の#36 佐々木孝太が一気に3番手にジャンプアップ。しかし、4周目に今村と佐々木は13コーナー付近で接触し、左後輪にダメージ。今村は緊急ピットインで最後尾に脱落、佐々木もその後、ミッショントラブルでリタイアとなった。ここで一気に3番手に浮上してきたのが吉田で、7周目に村上を抜いて山野の後ろにつけると、ほぼ毎周トップが入れ替わる激しいバトルを展開。5番手スタートだった#84 桧井保孝も残り15分になったあたりで、村上を射程にとらえて逆転し、トップ争いの2台にも肉薄する。

最後までトップを争った2台だが、21周目で吉田が前に出て、22周目が終わったところで45分が経過してチェッカー。今季2勝目を飾った。以下は山野、桧井、村上と続き、5位は予選8番手だった#19 吉本昌哉。メディア枠の#56 CARトップ・中谷明彦が6位となった。エンブレムクラスは#57 下江優太/萩原充がトップとなった。

今大会の結果、グローバルクラスの初代シリーズチャンピオンは山野哲也に決定。10月12~15日に米国カリフォルニア州のマツダレースウェイ・ラグナ・セカで、各国の上位ドライバーが集って開催される「世界一決定戦」への日本代表としての出場権を手にした。

《纐纈敏也@DAYS》

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