デジタル地図 HERE、中国企業など3社からの出資を白紙撤回

自動車 ビジネス 企業動向
HERE(ヒア)の公式サイト
HERE(ヒア)の公式サイト 全 1 枚 拡大写真

デジタル地図大手、ヒア(HERE)は9月26日、中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)を含む3社からの出資受け入れを、白紙撤回すると発表した。

ヒアは、デジタルナビゲーションマップと位置情報サービスのソフトウェア企業。2015年末、アウディ、BMWグループ、ダイムラーは共同で、ノキアの子会社からヒアを買収。3社の子会社になったヒアは現在、インテルやパイオニアもパートナーに迎え、高度な自動運転の実現に欠かせないデジタル地図の開発などを進めている。

ヒアは2016年12月、中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)、ナブインフォ、GICの3社から、出資を受け入れると発表。しかし今回、これを白紙撤回することを決めた。

ヒアは、「この決定は、規制当局による審査プロセスに従い、取引を進めるために必要な承認を得るための実用的な道がないと判断したため」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  2. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  3. シトロエンのSUVクーペ『バサルト』、バーチャルコンセプトを実車化…サンパウロモーターショー2025
  4. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る