【カーオーディオ製品選びの傾向と対策】パワーアンプ編 その2…ch数について

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2chパワーアンプの一例。『DLS・CC-2』。
2chパワーアンプの一例。『DLS・CC-2』。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオに興味を持つ方々に向けて、製品選びの“傾向と対策”を紹介している当コーナー。先週からは第2章に突入し、「パワーアンプ」選びについての考察をスタートさせた。今回はその2回目として、「ch数」について考えていく。

さて、初めての「パワーアンプ」選びをしようとするときに、最初に悩むこととなるのは「ch数」だ。今回は、「フロントスピーカー」を導入したとして、その性能を引き出すべく「パワーアンプ」を導入する、というストーリーで考えていこうと思うのだが、そうしたとき、「2ch」モデルを選ぶべきなのか、または「4ch」モデルを選ぶべきなのか、ここが最初の分岐点となるのだ。

まず検討すべきなのはズバリ、“今後、どこまでシステム発展させたいか”であろう。ポイントとなるのは、「サブウーファーの搭載を視野に入れるか否か」、そして「プロセッサーの導入を視野に入れるか否か」、この2点だ。

もしも両方とも視野に入れるのであれば、のちのち「ch数」はたくさん必要となる。であるのなら、最初から「4ch」モデルや、場合によってはそれ以上の「多ch」モデルを選んでおいたほうが、最終的な予算をコンパクトに抑えることが可能となる。同時に、インストールスペースも少なくてすむ。「4ch」モデルやそれ以上の「多ch」モデルを選んでおいたほうが、合理性が高いのだ。

逆に、現時点ではシステムを発展させる予定はない、というのであれば、「2ch」モデルを選ぶのがもっともリーズナブルな作戦となる。「2ch」あれば、とりあえず、フロントスピーカーを鳴らすことができるからだ。

というわけで、まずは自分にとって「何ch」が必要なのかを見極め、次に、その中で予算に合うものを選んでいけば良いのだが…。

ここで1点、注意点を紹介しておきたい。それは、“グレード”について。

例えば、4万円の「4ch」モデルと「2ch」モデルがあった場合、前者は「1ch」あたりは1万円、後者は同「2万円」。つまり後者のほうが「1ch」あたりに倍のコストがかかっている。後者のほうがアンプとしての“グレード”は、明らかに上だ。

ということは、予算が同じ場合、「ch数」が少ないモデルを選ぶと、ハイグレードな「パワーアンプ」を手にすることが可能となる。

または、もしも4万円の「2ch」アンプと同等のグレードの「4ch」モデルを買おうとするならば、計算上、予算は8万円が必要となる。「4ch」モデルを買うと予算を少なくできると書いたが、“グレード”を保とうと思うならば、それなりの価格の「4ch」アンプを買わなければならないのである。「本体価格がいくらか」ということに加えて、「1chあたりいくらか」という部分にも意識を向けると、買おうとしている「パワーアンプ」の“グレード”を、より正確に把握できる、というわけだ。参考にしてほしい。

今回はここまでとさせていただく。次回も「パワーアンプ」選びの“傾向と対策”の解説を継続する。乞うご期待。

【カーオーディオ】製品選びの“傾向と対策” Part.2「パワーアンプ編」その2 “ch数について”

《太田祥三》

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