日野、米国に新工場建設へ…現地生産を強化

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アトランタで開催中の商用車ショーの日野ブース
アトランタで開催中の商用車ショーの日野ブース 全 1 枚 拡大写真

日野自動車は9月27日、米国に投資を行い、新工場を建設すると発表した。

日野が投資を行うのは、ウェストバージニア工場。近隣の工場を取得し、生産工程を集約して効率化を図るとともに、キャブを現地生産する予定。新工場では、2019年に新たに市場投入予定の中型トラックの高馬力モデルの生産も行う計画。重要市場である米国において、現地化を強化するのが狙い。

投資額は約1億ドル。新工場は2019年初より稼働を開始し、中型トラックの高馬力モデルの生産も始める。続けてキャブの現地生産を開始する計画。2020年初には2直化を予定しており、新たに約250人の雇用増を計画。また、その後もキャブ生産開始などに伴って、更なる雇用創出を見込む。

さらに、現在日本で行っている北米専用車のキャブ生産を同工場へ移管。これらにより、商品供給のリードタイムを短縮するとともに、将来の販売増を見据えた体制も整えていく。

《森脇稔》

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