開発中から乗れる? VRゴーグルで新型車開発…VW ゴルフ 次期型

自動車 ビジネス 企業動向
VW ゴルフ 次期型の開発に起用された「バーチャルコンセプトカー」
VW ゴルフ 次期型の開発に起用された「バーチャルコンセプトカー」 全 4 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループは9月27日、ドイツの「ITバーチャルエンジニアリングラボ」において、バーチャルコンセプトカーを使用して次期『ゴルフ』を開発している、と発表した。

バーチャルコンセプトカーとは、実際に車両を製作することなく、エンジニアが複数のコンピュータに接続された仮想現実(VR)ゴーグルを装着して、新車開発を行うもの。

次期ゴルフの開発においては、例えばエアロダイナミクス性能の確認・評価に、バーチャルコンセプトカーを使用。VRゴーグルを装着したエンジニアには、現行ゴルフをベースにした次期型のテストカーが見える仕組み。

また、バーチャルコンセプトカーは、開発コストを抑える効果を発揮。クレイモデルや開発プロトタイプ車両などの台数を減らすことが可能になる。同社によると、幅広いモデルレンジを持つフォルクスワーゲンブランドにとって、大幅に効率性を向上させることにつながるという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 新型EV『マツダ6e』、欧州で今夏発売へ...日本のおもてなしを体現
  4. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る