【福祉機器展2017】スタイリッシュな4輪駆動の「パーソナルモビリティ」…WHILL

自動車 ニューモデル モビリティ
WHILL Model A(福祉機器展2017)
WHILL Model A(福祉機器展2017) 全 16 枚 拡大写真

大きめのウッドチップを敷き詰めた仮想ラフロードを、スタイリッシュな4輪駆動の車いすがグイグイ進む。モビリティベンチャー「WHILL」の社名と同じ『WHILL』の試乗会場では、そんな様子が関心を集めていた。

【画像全16枚】

WHILLは2011年の東京モーターショーにプロトタイプを出展。それまでの車いすの概念を覆すデザイン性や操作性で注目を集め、その後に「Model A」として製品化、日米合わせて1000台以上を販売してきた。今回はその「A」と新型の「Model C」を出品している。

いずれのタイプも、そのスタイルが斬新(ざんしん)だ。もと日産自動車の開発担当としてデザインに携わっていた経験のある、現最高経営責任者の杉江理氏がスタイリングを担当。「いす」に座っているように見えないことを重視し、自動車やバイク、自転車などと同様に、手を前に出して「乗り物」に乗っているように見えることを意識、利用者が「運転している」感覚を大事にしたという。2015年には「A」がグッドデザイン大賞を受賞している。

新型の「C」は、車載性や収納性を高める分解機能、取り外し可能なバッテリー、片流れ防止機能、ショッピングバスケット、ワイヤレスで使用できるスマートキーの採用など、外出時の使い勝手を更に良くする機能を新たに搭載している。

「オムニホイール」と呼ばれるタイヤも大きな特徴だ。24個の小さなタイヤの集合体で、この小さなタイヤがひとつひとつ横に回ることで、76cmの回転半径を実現している。4輪駆動とも相まって最大5cmの段差の乗り越えも可能という。会場での試乗でも、段差や凸凹面を軽々と走破していた。

「C」のメーカー希望小売価格は、コストダウンなどで「A」の約半分以下の45万円に抑えた。これは電動車いすの普及価格帯の範囲だ。様々な最新機能や、これを利用して得られる体験などを考えれば、十分にその価格に値するだろう。

ブースの担当者は「車いすの利用者はもちろん、免許証を返納した高齢者の方や、遠くまで行くのが億劫(おっくう)だと感じている方などにも使ってほしい」と話していた。

《嶽宮 三郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  5. 超小型EV「AIM EVM」、エイムが実車展示へ…エコテクノ2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. マツダの車載CO2回収装置、走行中の貯蔵に初成功…回収量は前回比9.6倍の804gに
  2. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る