「養老」つながりの縁…いすみ鉄道と養老鉄道が姉妹鉄道に

鉄道 企業動向
姉妹鉄道協定の締結が決まり、いすみ鉄道キハ52形の前で握手を交わす、いすみ鉄道の鳥塚社長(左)と養老鉄道の都司(つじ)社長(右)。
姉妹鉄道協定の締結が決まり、いすみ鉄道キハ52形の前で握手を交わす、いすみ鉄道の鳥塚社長(左)と養老鉄道の都司(つじ)社長(右)。 全 4 枚 拡大写真

いすみ鉄道と養老鉄道は9月28日、姉妹鉄道協定を10月1日に締結すると発表した。

いすみ鉄道は、千葉県の大原駅(いすみ市)と上総中野駅(大多喜町)を結ぶ鉄道、養老鉄道は三重県の桑名駅(桑名市)と岐阜県の揖斐駅(揖斐川町)を結ぶ鉄道だが、前者は、本社がある大多喜町に養老渓谷が、後者は養老駅最寄りに養老の滝がそれぞれ控えていることから、「養老」つながりがある。また、今年は、日本の元号が「養老」と改元されてから1300年目になる。

このようなことから、両者は「地域住民の大切な移動手段として存続していくとともに、貴重な地域資源として愛され利用してもらうための各種活性化策等に連携して取り組んでいくこと」を目的として姉妹鉄道となる運びとなった。

これにちなんで、10月1日11時45分から12時まで、養老鉄道大垣駅南側で締結式を開催。10月1~31日には、いすみ鉄道の急行列車またはキハ52形、養老鉄道の一部定期列車に、昭和風デザインのヘッドマークを掲出する(いすみ鉄道は期間中の任意の日に掲出)。

また、10月7日からは姉妹鉄道締結記念の乗車券やクリアファイルを両者で発売する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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