米国初投入の三菱 アウトランダー PHEV、3万5000ドル切る…先進運転支援が充実

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三菱アウトランダー PHEV
三菱アウトランダー PHEV 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは9月28日、米国市場に初めて投入する『アウトランダーPHEV』の米国ベース価格を、3万5000ドルを切る3万4595ドル(約390万円)に設定すると発表した。

アウトランダーPHEVは、三菱自動車の新しいフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を導入し、デザインを刷新。パワーパフォーマンスを示すセンターのブラック部を左右から包み込むバンパーサイドの造形により、人と車を守る機能をダイナミックで力強い形として表現した。インテリアの質感も高める。

足回りは、サスペンション取付部の剛性向上やリアショックのシリンダー大径化などにより、操縦安定性と乗り心地を向上。吸音材や遮音材、制振材やダイナミックダンパーの追加などにより、静粛性も向上させ、欧州車などに対抗できるモデルを目指した。

パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、2個のモーターの組み合わせ。4輪に最適な駆動トルクを配分するS-AWCを採用する。二次電池は、蓄電容量12kWhのリチウムイオンバッテリー。

また、先進運転支援システム(ADAS)が充実。ブラインドスポット警告をはじめ、リアクロストラフィックアラート、前方衝突軽減、車線逸脱警告、自動ハイビーム、アダプティブクルーズコントロールシステム、マルチビューカメラシステムなどを装備した。

なお、アウトランダーPHEVは、米国市場では2017年12月に販売を開始する予定。三菱モータースノースアメリカは、「欧州PHEVのベストセラー車が間もなく、米国市場に投入される」と語っている。

《森脇稔》

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