【F1 マレーシアGP】フェルスタッペンが今季初優勝、フェラーリ勢はトラブル相次ぐ

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2017F1マレーシアGP
2017F1マレーシアGP 全 8 枚 拡大写真
2017年のF1第15戦マレーシアGPの決勝が、セパンインターナショナルサーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季初優勝を飾った。

1999年から開催が始まったマレーシアGPも今年で最後。注目の決勝レースはスタート予選2番手のキミ・ライコネン(フェラーリ)だが、グリッドに着く前にトラブルが発生。グリッド上からマシンはピットに戻され、そのままリタイアとなってしまった。

スタートではポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップを死守するが、2番手に上がったフェルスタッペンのペースが良く、4周目の1コーナーでハミルトンをオーバーテイク。そこから安定したペースで差を徐々に広げていき、最終的に12秒の大差をつけ優勝。昨年スペインGP以来となる通算2勝目をマークした。

フェルスタッペンは前日の9月30日に20歳の誕生日を迎えたばかりで、自身のバースデーを祝う勝利にもなった。2位にはハミルトンが入り、ランキング首位をキープ。3位にはダニエル・リチャルド(レッドブル)が続いた。

予選では、トラブルで満足に走れず、最後尾からのスタートとなったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、怒涛の追い上げで4位まで浮上しチェッカーを受けた。しかし、その直後にランス・ストロール(ウィリアムズ)と接触するハプニングが発生し、マシンのリアセクションを大きく破損させてしまった。

マクラーレン・ホンダ勢は、7番手スタートのストフェル・バンドーンが安定した走りをみせ7位入賞。フェルナンド・アロンソもトラブルなく最後まで走り切り、11位となった。

また全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦中で、今回急きょトロロッソから参戦することになったピエール・ガスリーは14位でデビュー戦を終えた。

2017F1マレーシアGP決勝結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
3.ダニエル・リチャルド(レッドブル)
4.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
5.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
6.セルジオ・ペレス(フォースインディア)
7.ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
8.ランス・ストロール(ウィリアムズ)
9.フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)
10.エステバン・オコン(フォースインディア)

《吉田 知弘》

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