中国吉利、英スポーツカー ロータスの買収完了…経営陣も刷新

自動車 ビジネス 企業動向
ロータス・エヴォーラ GT430
ロータス・エヴォーラ GT430 全 3 枚 拡大写真

中国の浙江吉利控股集団(吉利)は9月29日、英国のスポーツカーメーカー、グループロータスの買収手続きが完了した、と発表した。

浙江吉利控股集団は、スウェーデンのボルボカーズの親会社として知られる。2017年5月、吉利はグループロータスの株式の51%を取得し、傘下に収めると発表。同時に、グループロータスの親会社だったマレーシアの自動車大手、プロトンの49.9%の株式も取得している。

今回の買収手続きの完了とともに、グループロータスの経営陣を刷新。5名の取締役のうち、3名を浙江吉利控股集団が送り込む。取締役会の会長には、吉利でCFO(最高財務責任者)兼上級副社長を務めるDaniel Donghui Li氏が就任する予定。

なお2014年から、グループロータスを率いてきたジャン=マルク・ゲールズCEOは、引き続きその地位にとどまる。

グループロータスは2017年上半期(1~6月)、世界新車販売台数が前年同期比10%増と好調。今後はロータス『エヴォーラGT430』などの新型車をはじめ、主力の米国と中国市場を中心に、さらなる攻勢に打って出る。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
  2. スバル初の小型EVクロスオーバー『アンチャーテッド』、7月17日発表へ
  3. レクサスの新境地を開くか...『ES』に「スポーツクロス」導入の噂
  4. 何が変わる? 国交省が自動車整備の「事業規制」を見直し…知っておくべき7項目
  5. 話題の特定小型原付『ウォンキー』にマットホワイト追加! 大容量バッテリーも選択可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る