「ひえい」で比叡山へ…叡山電鉄、新観光列車の愛称など決定

鉄道 企業動向
叡山電鉄が導入する新しい観光列車。愛称は「ひえい」に決まった。
叡山電鉄が導入する新しい観光列車。愛称は「ひえい」に決まった。 全 4 枚 拡大写真

京阪グループの叡山電鉄(京都市左京区)は9月29日、新しい観光車両の愛称を「ひえい」に決めたと発表した。2018年春にデビューする。

叡山電鉄は出町柳~八瀬比叡山口間の叡山本線と、宝ヶ池~鞍馬間の鞍馬線を運営する京阪グループの鉄道会社。比叡山や鞍馬山への観光輸送を担っている。京阪グループは比叡山・琵琶湖観光ルートの活性化に取り組んでおり、その一環として今年3月、新しい観光列車の導入を発表した。

愛称は「(比叡山・琵琶湖観光ルートへの)道しるべとなるようにとの思い」を込める一方、「わかりやすさと親しみやすさ」を持たせるため「比叡」を平仮名表記にした「ひえい」とした。愛称と同時に発表されたロゴマークは「大地から放出される気のパワーと灯火を抽象化」したものという。

「ひえい」は700系電車1両の改造により導入される。窓を楕円(だえん)形に変え、先頭部も大きな「楕円ループ」でデザインされるのが特徴だ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『エブリイ』ワゴンに試乗、商用車とどう違うのか…5月4日の過去記事
  2. 【スズキ ワゴンRスマイル 改良新型】誰が見ても可愛いといわれるように…開発責任者がそういう理由とは
  3. 初心者でもここまでできる! プロショップが提案するコスパ重視の音質アップ術[音を良くするコツをプロが指南]
  4. YURTの『シエンタ』用車中泊キットが大幅アップデート、生産体制見直しで8万円値下げも実現
  5. ホンダエンブレムに溶け込むスーパーワイドカメラ、データシステムが『WR-V』用キットを発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  4. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る