米国に本拠を置く自動車部品メーカー、ボルグワーナーは9月28日、英国のセブコン(SEVCON)社を買収した、と発表した。
セブコン社は、英国に本拠を置く電動車両向け部品サプライヤー。EV、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車などの電動車両向けに、各種制御システムや充電システムなどを手がけている。
今回の買収は、ボルグワーナーのパワーエレクトロニクス事業を補完して、同社の電動化戦略を加速するもの。 セブコンの2017年の年間売上高は、約6000万ドル(約68億円)になると予想されており、この買収がボルグワーナーの2018年の収益に少なからず影響すると見込む。
ボルグワーナーのジェームズ・ベリアー社長兼CEOは、「この買収は、あらゆるパワートレインシステムに先進技術を投入するというボルグワーナーの戦略を支えるものだ」と述べている。