出光興産、ベトナムに外国企業初となるSSを出店へ---国内需要低迷で海外事業を強化

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出光興産はクウェート国際石油(KPI)との折半出資会社である出光Q8ペトロリアムを通じて、ベトナムハノイに第1号サービスステーション(SS)の営業を開始する。

今回、日本企業が多く進出するベトナムのハノイ タンロン工業団地内に、外国企業では初めてとなるSSを新設する。

ベトナムに新設するSSは、出光の日本国内での経験と、KPIがQ8ブランドで展開する欧州での経験を活かしたSS運営ノウハウを積極的に導入し、地場SSとの差別化を図る。ベトナム初となる本格的なPOS/カードシステムも導入し、キャッシュレスでの給油や顧客車両の給油管理などのサービスを提供する。

日本同様の安全で環境に配慮した最新・安全な地下タンクを設置するなど、最新技術による環境対応を実施するほか、ベトナムでは未整備となっている油漏洩防止の関連法令の制定にも協力する。

今後は主に物流需要が集中する国道5号線のハイフォン港からハノイ間に重点的に出店、ネットワーク化していく。

国内の石油需要が低迷している中で、出光は海外での燃料油の製造・販売事業を強化していく。

《レスポンス編集部》

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