警察庁は、9月21日から30日まで展開した2017年秋の全国交通安全運動期間中の交通事故による死者数は94人で、前年同期と比べて9人減少となった。
秋の交通安全運動期間中の死者数が減少したのは2年連続。期間中の交通事故発生件数は前年同期比5.7%減の1万2837件だった。負傷者数は同7.0%減の1万5735人だった。
年齢別の死者数は65歳以上が52人で前年より2人増えた。このうち、65~74歳の人が4人増となった。50~59歳が15人で、依然として高齢者が多い。
死者数の状態別では自動車運転中が21人、同乗者が6人で合計27人、自動二輪車乗車中が18人、原付乗車中が4人、自転車乗車中が11人、歩行中が34人だった。