軽自動車販売、N-BOX が3年連続トップ 2017年度上半期

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ホンダN-BOX新型
ホンダN-BOX新型 全 2 枚 拡大写真

全国軽自動車協会連合会は、10月5日、9月および2017年度上半期(4-9月)の軽四輪車通称名別新車販売台数(速報)を発表した。

●新型発売の N-BOX がダントツの1位 9月

9月は、初のフルモデルチェンジを受けたホンダ『N-BOX』が前年同月比32.2%増の2万6983台を販売し、2か月ぶりのトップとなった。N-BOXはフルモデルチェンジ前ということもあり、前月、17か月連続で守り続けた首位の座をダイハツ『ムーヴ』に明け渡していたが、2位に1万1830台の大差をつけて首位に返り咲いた。

2位はワンランクアップの日産『デイズ』で同38.5%増の1万5153台。前月に4年1か月ぶりのトップとなったダイハツ『ムーヴ』は、同11.0%増の1万2771台で3位に転落した。

9月の軽自動車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年同月比)。

1位:N-BOX(ホンダ)2万6983台(32.2%増)
2位:デイズ(日産)1万5153台(38.5%増)
3位:ムーヴ(ダイハツ)1万2771台(11.0%増)
4位:ワゴンR(スズキ)1万1920台(86.9%増)
5位:タント(ダイハツ)1万1636台(3.3%減)
6位:スペーシア(スズキ)9573台(14.0%増)
7位:ミラ(ダイハツ)8757台(45.9%増)
8位:アルト(スズキ)7730台(10.4%減)
9位:N-WGN(ホンダ)6714台(19.7%減)
10位:ハスラー(スズキ)6540台(21.4%減)

●生産再開のデイズ、2位復帰 2017年度上半期

2017年度上半期は、ホンダ『N-BOX』が前年同期比10.6%増の9万4601台で3年連続のトップとなった。

燃費不正問題に伴う生産停止で、前年はベスト10入りもならなかった、日産『デイズ』は同138.7%増の6万7262台で2位に躍進。3位には前年の9位から順位を上げたダイハツ『ムーヴ』で同68.6%増の6万7021台だった。

2017年度上半期の軽自動車販売台数ランキング上位10車は以下の通り(カッコ内は前年度同期比)。

1位:N-BOX(ホンダ)9万4601台(10.6%増)
2位:デイズ(日産)6万7262台(138.7%増)
3位:ムーヴ(ダイハツ)6万7021台(68.6%増)
4位:タント(ダイハツ)6万5225台(7.0%減)
5位:ワゴンR(スズキ)5万8981台(60.4%増)
6位:ミラ(ダイハツ)5万5506台(64.9%増)
7位:スペーシア(スズキ)4万8406台(18.7%増)
8位:アルト(スズキ)4万2171台(7.8%減)
9位:ハスラー(スズキ)3万3162台(17.5%減)
10位:N-WGN(ホンダ)3万2856台(16.7%減)

《纐纈敏也@DAYS》

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