【ホンダF1】日本GP、Q2止まりのバンドーンに2つのメリット…アロンソは最後尾から

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バンドーン
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F1のマクラーレン・ホンダは母国GPとなる日本GP(鈴鹿サーキット)で、9日の決勝レースは、ストフェル・バンドーン9番手スタートとなるものの、フェルナンド・アロンソが最後尾スタートを強いられる。

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バンドーンは8日の予選で11番手時計となったものの、彼の前のポジションにいるドライバー3人がグリッド降格ペナルティを受け、そのうち2人がバンドーンより下がるため、決勝を9番手グリッドからスタートする。

バンドーンはQ3への進出を逃したものの、スタート時のタイヤを自由に選択でき、上位陣の降格によりトップ10圏内からスタートできるという、2つのメリットを手に入れた。「9番手というのはそこそこいいグリッドですし、新品タイヤを装着できることを考えると、明日はいい一日になるはずです」とバンドーン。

降格ドライバーの1人がチームメイトのアロンソだ。予選で暫定10番手に入りながらも、最後尾の20番手からスタートとなる。7日金曜の夜、ガレージでの作業時間制限を超えてパワーユニットを交換する必要があり、その結果、35グリッド降格ペナルティを受けた。

フロントは「金曜夜のパワーユニット交換により、日曜日の決勝を最後尾からスタートすることは分かっていたので、予選はそれほど重要ではありませんでした。それでも、いつも通り予選を行ない、プッシュしたいと考えていました。大勢のファンやホンダのサポーターの声援に応えるためにも、まずまずの仕事ができたと思います」と語る。

もっとも「ここでは、(ペナルティを受けない)通常の週末であっても、ポイント獲得を目標にするのは難しいと考えています。高速コーナーが連続するコースでは、前方のマシンに追従するのは容易ではありません」と、バンドーンほど楽天的ではない。

《高木啓》

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