ドイツのシェフラーグループは10月9日、ドイツ・ケムニッツに本拠を置くIT企業、autinityシステムズ社を買収した、と発表した。
autinityシステムズ社は、デジタル機器のデータの記録と評価を専門に手がけるIT企業。今回の買収は、シェフラーグループが進めているM&A戦略の一環。この戦略では、7つの戦略的重点分野において、将来のためのモビリティをサポートしていく。
シェフラーグループは長年、自社開発のソフトウェアソリューションを採用してきた。autinityシステムズ社を買収したことにより、同社のノウハウを生かして、デジタル化を促進する方針。
シェフラーグループは現在、30のデジタル化プロジェクトに取り組んでいる。これらのプロジェクトの数は、2018年までに倍増させる予定。