エヌビディア、新プラットフォーム発表…「レベル5」の完全自動運転が可能

自動車 ビジネス 企業動向
エヌビディアの完全自動運転向け新プラットホーム、「DRIVE PXペガサス」
エヌビディアの完全自動運転向け新プラットホーム、「DRIVE PXペガサス」 全 1 枚 拡大写真

米国に本拠を置く画像処理用半導体(GPU)メーカー、エヌビディア(NVIDIA)は10月10日、「レベル5」の完全自動運転を可能にする新プラットフォームを発表した。

この新プラットフォームは、「DRIVE PXペガサス」と命名。従来の「DRIVE PX 2」の10倍以上のパフォーマンスを備えており、1秒間に320兆回以上の動作を可能にする。

DRIVE PXペガサスは、ステアリングホイールやペダル、ミラーが装備されず、リビングルームやオフィスにいるような感覚が特徴の完全自動運転車のための新プラットフォーム。高齢者や障害者を含むすべての人に、移動の自由をもたらす。

このシステムでは、高解像度の360度のサラウンドカメラとLiDAR(ライダー)を使用して、車両の周囲を認識。車両を正確に動かし、車両や車の周りの人々を追跡。目的地まで安全で快適なルートを計算する。

なお、DRIVE PXペガサスは2018年後半、エヌビディアの自動車パートナーに対して、供給を開始する予定。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る