日本工営、SIP自動走行システムの大規模実証実験に参画---歩行者事故の低減と社会受容性の醸成

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歩行者事故低減開発のイメージ
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日本工営は、政府が推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)自動走行システム/大規模実証実験」に参画すると発表した。

日本工営は、同SIP事業の管理法人となる新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から「歩行者事故低減」と「社会受容性醸成」をテーマとした実証実験を受託した。

歩行者事故低減実証実験は歩行者死亡事故の大半を占める認知ミス防止に向け、歩車間通信技術と高精度な位置測定技術を搭載した歩行者通信端末の有効性を検証する。歩行者、ドライバー双方への注意喚起機能を検証する。

また、今後の自動走行車両の普及に向けて官民の自動走行に対する受容性の醸成が課題となる中、国内外の先行事例について調査するとともに、広報・イベントを通じた社会受容性向上策の有効性を調査する。

同社では。これまで培ってきたまちづくりのコンサルティング技術と知見を活用し、今秋から2019年にかけて、公道の実交通環境下で技術検証を行う。

《レスポンス編集部》

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