自動運転向けLiDAR、生産能力を4倍以上に増強…米ベロダイン

自動車 ビジネス 企業動向
ベロダインLiDAR社の米国カリフォルニア州の工場
ベロダインLiDAR社の米国カリフォルニア州の工場 全 1 枚 拡大写真

米国に本拠を置くベロダインLiDAR社は10月12日、高性能LiDARセンサーの世界的需要に応えるために、生産能力を4倍以上に増強した、と発表した。

ベロダインLiDAR社は1983年に設立。米国カリフォルニア州シリコンバレーに本拠を置き、車両の周囲の物体を検知するセンサー、LiDARなどを手がける。2005年には、世界初の3DリアルタイムLiDARセンサーを発明して、特許を取得。自動運転車の中核となるセンサー技術を開発している。

今回の生産能力の強化により、ベロダインのLiDARセンサーは、欧州、アジア太平洋、北米で、即時納入が可能に。同社は、生産能力の拡大を可能にするため、この6か月間に従業員の数を倍増させてきた。

ベロダインLiDARのデビッド・ホールCEOは、「過去1年間に、自動運転車の発注と新規導入が大幅な増加を示した。この需要に応えるために、生産規模を拡大した」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついに生産終了、スズキ『Vストローム650』がなぜ今も「傑作マシン」と語り継がれるのか
  2. 外装も内装も「どピンク」な超高級SUV、ベントレー特注部門のスゴ技とは
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  5. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る