【ボルボ XC60 新型】ボルボの“顔”、2代目でダイナミックに進化[写真蔵]

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ボルボ XC60 T5 Inscription
ボルボ XC60 T5 Inscription 全 56 枚 拡大写真

2008年の登場以来、ボルボの新しい顔として世界累計100万台を販売、現在もボルボの世界販売の3割を占める主力ミッドサイズSUV『XC60』が、2代目となって日本に上陸した。

プラットフォームを、デザイン性、安全性、パワートレインの拡張性に優れるSPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャー)に刷新。コンセプトモデル『XCクーペ』の意匠を継承しながら、深い“彫り”を際立たせ、よりダイナミックなエッジを特徴とするデザインに仕立てた。ヘッドライトの「トールハンマー」、テールライトのLEDは最新ボルボのアイデンティティだ。

インテリアでは、インパネを新型『90シリーズ』のイメージと共通させながらもセンターの9インチ大型ディスプレイを中心により立体感を持たせた。流木からデザインコンセプトを取り入れた木目パネル「ドリフトウッド」や上質なメタルのデコレーションが、スウェーデン生まれのボルボらしい高級感ある空間づくりにアクセントを加えている。

ボルボのお家芸である「安全機能」はさらに充実。新たに「ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)」「オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)」「ステアリングアシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能)」の3つの最新の安全機能を標準装備。また、全車速追従機能付ACCで運転支援機能「パイロット・アシスト」を作動させると、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援(140km/h未満の速度域)。これは自動運転「レベル2」に相当する。

パワートレインはガソリンエンジンの「T5」(254ps)「T6」(320ps)、クリーンディーゼルの「D4」(190ps)、そしてプラグインハイブリッドの「T8ツインエンジン」(405ps)を設定。すべて2リットルエンジンに8速AT、電子制御AWDを組み合わせる。またT8に標準装備、他モデルにはオプションとなる4輪電子制御エアサスペンションは、快適性と高い走行性能を実現している。

価格はエントリーグレードの「D4 AWD Momentum」「T5 AWD Momentum」でもそれぞれ599万円からと決して安価ではないが、先進安全装備のフル標準化、パワフルなエンジン、唯一無二のデザインは競合SUVに対するアドバンテージとなりそうだ。

《宮崎壮人》

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