ダイムラーが組織再編、乗用車/商用車/金融の3社に分社化 2019年の発効目指す

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラーの組織再編イメージ。乗用車/商用車/金融の3社に分社化
ダイムラーの組織再編イメージ。乗用車/商用車/金融の3社に分社化 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車大手で、メルセデスベンツブランドを擁するダイムラーは10月16日、組織を再編すると発表した。早ければ、2019年の株主総会で承認後の発効を目指す。

今回の組織再編では、乗用車主体の「メルセデスベンツ・カー&バン」、商用車主体の「ダイムラー・トラック&バス」、金融の「ダイムラー・フィナンシャル・サービス」の3つに分社化することが柱になる。法的に独立した事業体を創出することにより、グループの企業体質をさらに重視し、強化することを目指す。

またダイムラーは今後、大型投資を行う予定。より強固な部門構造を備えるダイムラーは、製品およびモビリティサービスの世界的な基準を確立していく。このプロジェクトでは、ダイムラーは、技術的な変革とデジタル化に必要な投資を行う。変化する顧客の行動や市場に対応するために、集中的な協力とパートナーシップを模索していく。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「持続可能な競争力と収益性を目指すには、技術的、文化的、構造的に急速に変化する環境へ、常に進化し適応しなければならない」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 「実質312万円スタート」スズキの新型EV『eビターラ』、コスパの高さにSNS注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る