ダイムラー、メルセデスの自動運転除雪車の実証実験…最大14台を制御可能
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この実証実験には、メルセデスベンツの『アロクス』をベースにした除雪車を使用。メルセデスの最新「リモート・トラック・インターフェース」技術が搭載されており、無人状態の4台の除雪車が隊列を組んで、車間を維持しながら、自動運転での除雪作業を想定した走行テストを行っている。
4台の除雪車は、最新版のリモート・トラック・インターフェースによって、テレマティクスシステムに相互接続。すべての車両間で、リアルタイムでデータが共有される。デュアルGPSトラッキングと車車間(V2V)通信技術も搭載。高度な自動運転を可能にする。
また、自動運転の除雪車は、今回のテストは4台だが、実際の運用では最大14台まで拡大することができる。ダイムラーによると、すでに複数の空港が、自動運転除雪車の導入に関心を示しているという。
《森脇稔》