レアアースフリーの高純度磁石の合成に成功…EVやHV向け高効率モーターが可能に

エコカー EV
NITE法によるFeNi超格子の合成スキーム
NITE法によるFeNi超格子の合成スキーム 全 1 枚 拡大写真

NEDOプロジェクトでデンソーを主体とする東北大学、筑波大学の産学連携グループは、鉄とニッケルが原子レベルで規則配列したFeNi超格子磁石材料の高純度合成に世界で初めて成功した。

NEDOプロジェクトは、次世代自動車向け高効率モーター用磁性材料技術を開発する2014年度から2021年度までのプロジェクト。

デンソー先端技術研究所が主体となって東北大学金属材料研究所と構造解析を、筑波大学数理物質系と合成方法の開発を行う産学連携グループがFeNi超格子磁石材料の高純度合成に世界で初めて成功したもの。

今回、新たに開発した合成方法は、ガスとの反応を用いたシンプルなプロセスで工業的な生産に適していることに加え、磁石材料に求められる単一相で粉末形状のFeNi超格子を得ることができる。この成果は、希土類元素を全く使用しない高性能レアアースフリー磁石の実用化を大きく前進させるもの。

今後は、FeNi超格子磁石材料のモーター用永久磁石への適用を目指して、高い性能を引き出す材料形状や成形法を検討していく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型、世界初技術「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用…東海理化が開発
  2. 三菱『パジェロ』新型、「マルチメーター」採用へ…走行状況をリアルタイム表示
  3. 三菱『アウトランダー』に本格オフロード仕様登場か!? トライトン譲りの「レイダー」
  4. レクサス『NX』ビッグマイナーチェンジはこうなる…新デザイン採用で商品力を大幅強化か
  5. トヨタ『RAV4ハイブリッド』新型、ケンタッキー工場で生産開始…米国最量販小型SUV
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国勢にも対抗する競争力のあるSDV開発に必要なものとは…アステモサイプレモス 木村篤仁氏[インタビュー]
  2. ボッシュ、ヒューマノイド向け需要拡大でロボティクス事業を強化
  3. アステモが執行役員を解任、「職務遂行の適切性に問題」…子会社社長も交代
  4. SDV時代、進化するアフターマーケットの“今”と“未来”が一堂に…「アウトメカニカ フランクフルト 2026」9月8~12日開催
  5. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
ランキングをもっと見る