【パイクスピーク2018】VW、EV新記録目指す…新開発のEVレーサーで参戦へ

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フォルクスワーゲンが2018年のパイクスピーク国際ヒルクライムに投入する新開発EVレーシングカー
フォルクスワーゲンが2018年のパイクスピーク国際ヒルクライムに投入する新開発EVレーシングカー 全 1 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは10月19日、2018年6月に米国で開催されるパイクスピーク国際ヒルクライムに、新開発のEVレーシングカーで参戦すると発表した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も過酷なヒルクライムレースとして知られる。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2860mで、ゴール地点が4300m。標高差1440m、コーナー数156。内燃機関で駆動する車両は、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンする。

フォルクスワーゲンは1987年以来、31年ぶりにパイクスピーク国際ヒルクライムに参戦することを決定。新開発のEVレーシングカーを投入し、2016年にリース・ミレン選手が打ち立てたEVによる最速記録、8分57秒118の更新を目指す。

なお、フォルクスワーゲンは、新型EVレーシングカーのティーザーイメージを1点公開。前後に大型スポイラーを備えたEVプロトタイプレーシングカーの姿が見て取れる。

《森脇稔》

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