高松琴平電気鉄道(ことでん)は、琴平線の三条~太田間に計画されている新駅(高松市)の建設で公募型指名競争入札を実施する。
入札情報によると、入札されるのは新駅の駅舎新築工事。履行期間は契約締結日から2019年3月15日までで、予定価格(税抜)は9億4882万円としている。入開札は11月9日10時。
三条~太田間は2007年に一部が高架化された。同区間を含む栗林公園~仏生山間には複線化の計画があり、高架橋も複線に対応した構造になっているが、現在は単線の線路が敷かれている。
高松市の基本計画(2016年3月)によると、新駅の位置は高松自動車道・国道11号と琴平線が交差する部分(高松市太田下町)で、長さ85mの相対式ホームが設置される。琴平線ではこのほか、太田~仏生山間にも新駅の整備構想がある。