東武鉄道、隅田川橋りょうをライトアップへ…浅草・スカイツリー観光開発の一環

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ライトアップした隅田川橋りょうのイメージ。2018年4月上旬をめどにライトアップを行う。
ライトアップした隅田川橋りょうのイメージ。2018年4月上旬をめどにライトアップを行う。 全 4 枚 拡大写真

東武鉄道は10月25日、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の浅草~とうきょうスカイツリー間にある隅田川橋りょう(東京都台東区・墨田区)のライトアップを実施すると発表した。2018年4月上旬をめどにライトアップを行う。

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LED照明を使用し、日没から終列車まで橋りょうを照らす。近くにある東京スカイツリーの「粋」「雅」「幟」三つのライティングをイメージした同系色とする。東武は「東京スカイツリーのライティングとのコラボレーションを日替わりで楽しんでいただけます」としている。「隅田公園桜まつり」などのイベント開催時には、それに応じたライトアップを行うという。

隅田川橋りょうは複線中路カンチレバーワーレントラス(3径間)の鉄道橋で、長さは約166m。1931年に完成し、同年5月の浅草雷門(現在の浅草)~業平橋(現在のとうきょうスカイツリー)間の開業にあわせて使用を開始した。

橋桁は鋼製で、三角形を描くようにして部材を組み合わせたトラス構造になっている。トラス橋はトラスの下部に通路を設けた「下路式」と、上部に通路を設けた「上路式」が一般的だが、隅田川橋りょうはトラスの中間に線路を敷設した中路式を採用。架線柱のデザインに曲線を採り入れることで景観に配慮している。

東武鉄道は隅田川橋りょうのライトアップにより「(浅草と東京スカイツリーの)相互のエリア間の交流や国内外の観光客の誘致を推進します」としている。

《草町義和》

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